Story... cannot stop
最近立て続けに"Story..."のシリーズを見て一緒に仕事をしたいという依頼を頂きました。
一つ目はこちらです。
作家の中山智幸さんの「ペンギンのバタフライ」という単行本の表紙です。
何パターンか作り、こちらを採用して頂きました。
二つ目はこちら。
毎年各国で行われ、英国のチャールズ皇太子がパトロンを務める「The Campaign For Wool」の日本の2015年のキービジュアルです。
Story...シリーズの作品としてはここ2年くらい新作は作っていませんでした。
それがこんな形で僕の作品を見た方から連絡があるって、なんだか変な感じです。
まるで動物が一人歩きして、作品を作ってない僕に「もっと作れよ〜」って言ってるようにも思えました。
今回仕事でこのシリーズを作ることで、これまでの製作スタイルのように、自分の好きなように感情を一個一個込めて作るというわけにはいきませんでした。
仕事となると他の方達の意見も取り入れながら作らざるをえなくなります。
最初はそれに戸惑いましたが、途中から
「いつかまたこのシリーズを作品で作る時に今回の仕事の経験は活かされるのかも!?」
と、前向きに考えれるようになりました。ただの勘違いかもしれませんが...
そう思えたのもいま作品として作って無かったからだと思います。
今はそういう時なんです。はい。無理はしないんです。
在り来たりな言葉かもしれませんが、最近よく「全ての事に意味がある」と思います。
自分のこれまで経験してきた事で意味がなかったんじゃないか?とか後悔したような事が実は真逆で、少し経ってから役にたったり、身となってきてるんですよね。
それとも自分で意味をこじつけているのかもしれません。
とにかく最近は毎日が面白い。
生きる事って不思議な事がたくさん起きるからいつも面白い。